決済サービスとして最もポピュラーなPayPayから、一月分の支払いを翌月まとめてできるPayPayクレジット(旧あと払い)が追加されました。利便性が高く利用限度額も50万円と高いので、現金化することができればよりまとまった資金調達が行なえます。
そこでここでは、PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化方法を解説します。現金化時の注意点なども合わせて紹介していくので、PayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する際に参考にしてみてください。
PayPayクレジット(旧あと払い)の基本情報
PayPayクレジット(旧あと払い)は、当月に利用したPayPayの金額を翌月まとめて支払えるバーコード決済サービスです。代金をその場で支払う必要がなく、クレジットカードのように後日請求されるので現金の持ち合わせを気にせずショッピングが行なえます。
ここでは、PayPayクレジット(旧あと払い)の基本情報を解説していきます。
PayPayクレジット(旧あと払い)とは?
PayPayクレジット(旧あと払い)とは、PayPay株式会社が提供する年会費・手数料無料で利用できる後払いアプリです。月末までの1ヶ月の支払いを翌月27日に指定した銀行口座から引き落とすことができ、チャージせずに支払いが行なえます。
申込みはPayPayのミニアプリから行うことが可能で、審査終了後にはPayPayカードのバーチャルカードが発行され、Yahoo!ショッピング・PayPay決済を導入するオンラインサービスで利用可能です。また、決済時には基本1%のPayPayポイントが付与されるようになっています。
なお、「PayPayクレジット(旧あと払い)」はPayPayアプリで決済した代金を「PayPayカード」で支払うので「PayPayカード」の発行が必須となっています。一方、PayPayアプリはその他クレジットカード(JCB・Visa・Mastercard)を登録することができるので、PayPayクレジット(旧あと払い)はPayPayアプリで決済した代金をクレジットカードで支払うものと勘違いするひともいるかも知れません。
しかし、PayPayカード以外のクレジットカードを紐付ける支払い方法は、PayPay支払いでありPayPayクレジット(旧あと払い)ではありませんので注意するようにしましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)とは
PayPayアプリで決済した代金をPayPayカードで支払う決済方法。その他のクレジットカードで支払うのは、PayPay支払いとなる。
PayPayクレジット(旧あと払い)とPayPayカードの違い
PayPayクレジット(旧あと払い)は、PayPayカード同様に利用代金を後で支払うので同じようなサービスに感じるかもしれまません。しかし、PayPayクレジット(旧あと払い)とPayPayカードには以下のような違いがあります。
PayPayクレジット(旧あと払い)とPayPayカードの違い
- PayPayクレジット(旧あと払い)=アプリ、PayPayカード=リアルカード
- 両方のサービスを利用している場合、PayPayクレジット(旧あと払い)が優先される
- 利用可能な店舗が異なる
- ポイント還元・特典が異なる
最大の違いはPayPayクレジット(旧あと払い)がアプリなのに対し、PayPayカードはリアルカードである点です。アプリなのでスマホで決済が可能ですが、逆に言えばスマホが無いと決済はできません。
なお、PayPayクレジット(旧あと払い)はリアルカードも発行することができます。リアルカードが発行できると尚更PayPayカードと同一の用に感じますが、PayPayクレジット(旧あと払い)とPayPayカードは共存できません。両方のサービスを利用している場合、PayPayクレジット(旧あと払い)が優先されるのです。
もう一つの違いとして挙げられるのは、PayPay加盟店でしか利用できない点です。バーコード決済なので基本的にネット通販では利用できませんが、PayPayカードであればクレジット加盟店での使用、ネット通販でも問題なく利用できます。
さらに、ポイント還元・特典に関しては、PayPayクレジット(旧あと払い)の方がお得です。前月の利用状況に対し0.5〜1.5%のPayPayポイントが還元され、加えてPayPayステップでポイントの付与率が上がるサービスもあります。
一方、PayPayカードの還元率は利用額100円毎に1%のまま変わらないので、PayPayクレジット(旧あと払い)の方がお得なサービスと言えるでしょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)利用の流れ
PayPayクレジット(旧あと払い)を申し込む際には、以下の書類が必要になります。
PayPayクレジット(旧あと払い)申込時の必要書類
- 運転免許証
- 引き落とし口座情報
- 勤務先情報
この内、引き落とし先の口座に関しては、登録できる金融機関が限られているので注意が必要です。また、申込みの流れは以下のようになっています。
PayPayクレジット(旧あと払い)現金化のメリット
PayPayクレジット(旧あと払い)現金化には、以下の特徴があります。
- チャージ不要で年会費・手数料無料
- PayPayクレジット(旧あと払い)の支払いが翌月まとめてできる
- 最大50万円まで利用可能
- ポイントが貯まるのでPayPay払いより還元率が良い
- リアルカードが発行可能でクレジットカード代わりとして使える
- リボ払いも利用可能
それでは、それぞれについて解説していきます。
チャージ不要で年会費・手数料無料
PayPayクレジット(旧あと払い)は、バーチャルカードが発行されるものの年会費・手数料無料です。アプリをダウンロードすれば無料で利用することができます。
また、残高を予めチャージしておく必要がないので、残高不足を気にせず利用することが可能です。現金化に際してチャージする必要もなく、気軽に利用できる点もメリットと言えます。
クレジットカードと同様の機能を有していながら年会費・チャージが不要なので、費用・手間を抑えて現金化するならPayPayクレジット(旧あと払い)を選択するといいでしょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の支払いが翌月まとめてできる
PayPayクレジット(旧あと払い)であれば、支払いを翌月にまとめることが可能です。支払いは毎月末締め・翌月27日の口座引き落としとなっているので、支払いまでの猶予があり次の給料日などの繋ぎとしても利用できます。
また、支払いは口座引き落としでおこなわれるため、返済を忘れることもありません。現金化した後の返済を余裕を持って行えるので、現金化による資金調達の手段としてもPayPayクレジット(旧あと払い)はおすすめです。
最大50万円まで利用可能
PayPayクレジット(旧あと払い)は、後払いアプリの中でも最大の50万円まで利用可能です。
本人確認前
過去24時間 | 過去30日間 |
10万円 | 10万円 |
↓
本人確認後
過去24時間 | 過去30日間 |
50万円 | 200万円 |
PayPayでの本人確認が未完了の場合、利用上限は過去24時間で10万円・過去30日間で10万円ですが、本人確認(eKYC)を行うことで最大50万円(過去24時間)まで引き上げることができます。
審査があるので直ぐに50万円まで利用できるわけではありませんが、後払いアプリの中でもトップクラスの現金化が行えるので、まとまった資金調達をしたいなら選択肢として検討してみるのも悪くありません。
ポイントが貯まるのでPayPay払いより還元率が良い
PayPayクレジット(旧あと払い)は、PayPay払いより還元率が良いメリットもあります。還元率は1.5%となっており、通常のPayPay払い(還元率0.5%)よりも1.0%も高くお得です。
PayPayポイントの還元例
PayPayで10万円の決済を行った場合:10万円×還元率0.5%=500 円
PayPayクレジット(旧あと払い)で10万円の決済を行った場合:10万円×還元率1.5%=1,500 円
利用金額が高くなるほど還元されるポイントが高くなるので、高額の現金化を検討するなら有力な選択肢となると言えます。また、Yahoo!プレミアム会員の登録・PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDを連携等の条件を満たすと、ポイント還元率がさらに上がるキャンペーンも用意されています。
還元されるポイントが高いほど実質換金率も上がるので、現金化をする際には実施されているキャンペーンを確認して利用しましょう。
リアルカードが発行可能でクレジットカード代わりとして使える
PayPayクレジット(旧あと払い)は、リアルカードが発行可能でクレジットカード代わりとして使えるメリットがあります。リアルカードの発行を希望する場合、アプリ上の「あと払い」をタップし手続きを行うだけで発行可能です。
リアルカードの送付は、申込みから1週間~10日程度となっています。カード番号やセキュリティコードはミニアプリ上で確認可能で、ECサイト等でカード番号を入力することでクレジットカード決済手段とし利用することが可能です。
なお、リアルカードはJCB、Visa、Mastercardの3ブランドから選択が行なえます。
PayPayクレジット(旧あと払い)は、リボ払いも利用可能です。リボ払いを利用すると手数料が発生しますが、現金化した際に一括返済が厳しい場合は大きな魅力と言えます。
特に、最大利用金額の50万円を現金化する際に無理のない返済プランを立てれば、計画的に現金化が行なえるでしょう。まとまった資金調達を目指すのであれば、PayPayクレジット(旧あと払い)のリボ払いを活用ことをおすすめします。
PayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する方法
PayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する方法は、以下の2通りの方法があります。
それでは、それぞれについて解説していきます。
自分でPayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する
換金率 | 60%~85%程度 |
現金化までに掛かる時間 | 即日~7日 |
安全性 | PayPayクレジット(旧あと払い)利用停止のリスクがある |
自分でPayPayクレジット(旧あと払い)を現金化するとは、PayPayクレジット(旧あと払い)で購入した商品を買取業者で売却し現金化する方法です。購入する商品選びから売却するまで自分で行わなければならず、慣れていないと即日の現金化は望めません。
また、現金化を行う上では換金率の高い商品を選ぶのが重要です。高換金率で現金化できる商品には以下のようなものがあります。
換金率の高い商品 | 換金率 | 現金化までに掛かる時間 |
切手シート | 85% | 即日~3日程度 |
ゲーム機・ゲームソフト | 60%~80% | 即日~7日程度 |
スマホ・タブレット | 60%~70% | 即日~7日程度 |
ブランド品 | 60%~70% | 即日~7日程度 |
一般的にAmazonギフト券などの金券は換金率の高い商品ですが、PayPayクレジット(旧あと払い)では購入することはできません。また、上記の表のように換金率は80%程度に留まり、換金まで1週間程度掛かることもあるので、即日かつ高換金率で現金化を行いたいのであれば別の方法を検討する方がいいでしょう。
現金化業者でPayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する
換金率 | 80%~90%程度 |
現金化までに掛かる時間 | 即日~2日 |
安全性 | PayPayクレジット(旧あと払い)利用停止のリスクが低い |
ネット型業者にPayPayクレジット(旧あと払い)の現金化を依頼して資金調達する方法です。現金化する方法は以下の通りとなっています。
ネット型業者にPayPayクレジット(旧あと払い)の現金化する方法
- ネット型業者の公式サイトから現金化を申し込む
- 本人確認の手続を行う
- 業者が指定する商品をPayPayクレジット(旧あと払い)で購入する
- PayPayクレジット(旧あと払い)で決済後に指定口座に振込
ネット型業者に現金化を依頼する場合、購入した商品を換金することで利用枠を現金化します。購入する商品の選定・買取はネット型業者が行うので、面倒な手続きは一切ありません。
利用者は現金化したい希望金額を伝えれば、指定された商品を購入するだけで即日現金化が可能です。また、PayPayクレジット(旧あと払い)の利用停止のリスクが低いので、資金調達の方法としても優れていると言えるでしょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)はネット型業者で現金化がおすすめ
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化方法を比較すると、以下のようになります。
現金化方法 | 自分で現金化 | ネット型業者で現金化 |
---|---|---|
換金率 | 60%~85%程度 ※自分で現金化するので安定しない | 80%~90%程度 ※換金率が安定している |
現金化までに掛かる時間 | 即日~7日 | 即日~2日 |
安全性 | PayPayクレジット(旧あと払い)利用停止のリスクがある | PayPayクレジット(旧あと払い)利用停止のリスクが低い |
初めてPayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する人で、なおかつ利用停止のリスクを回避したいなら、ネット型業者を利用するのがおすすめです。また、ネット型業者で現金化をおすすめするのは、以下の理由が挙げられます。
それでは、それぞれについて解説していきます。
換金率が安定している
PayPayクレジット(旧あと払い)をネット型業者で現金化をおすすめする理由の一つが、換金率が安定している点です。自分で現金化を行うと、買取業者の在庫状況や需要などにより換金率が左右されるので、安定した換金率で現金化が望めません。
しかし、ネット型業者で現金化を行う場合、在庫状況や需要などに換金率が左右されないので、安定した現金化が行なえます。さらに、換金率の相場も80%~90%程度と高水準で、自分で行うよりも断然高いので効率的に現金化ができるのです。
最短即日でPayPayクレジット(旧あと払い)の現金化が可能
最短即日でPayPayクレジット(旧あと払い)の現金化が可能な点も、ネット型業者をおすすめする理由です。自分で現金化する場合、商品の購入から買取まで自分で行わければならないので、即日の現金化が望めないことがあります。
特に、ネットで商品を購入した場合は、到着まで2日~3日程度待たなければならず、直ぐに資金調達することはできません。しかし、ネット型業者であればスマホ・パソコンから申込みが可能で、全ての手続をオンラインで完結できます。
自分で高換金率の商品を探す必要もなく、購入から売却まで一貫してネット型業者が処理してくれるので、即日で現金化が行えるのです。
PayPayクレジット(旧あと払い)の利用停止のリスクが低い
PayPayクレジット(旧あと払い)の利用停止のリスクが低い点も、ネット型業者をおすすめする理由です。現金化は利用規約で禁止されているので、管理会社にバレると利用停止の措置を受けてしまいます。
特に初めて自分で現金化を行う場合、どの商品を購入すると現金化が疑われるか分からないため、知らずの内にリスキーな決済をしてしまいがちです。しかし、ネット型業者を介した現金化であれば、現金化を疑われないノウハウの蓄積があるので安全に資金調達が行なえます。
PayPayクレジット(旧あと払い)に対応しているおすすめ現金化業者
PayPayクレジット(旧あと払い)を即日・高換金率で現金化するなら、現金化業者がおすすめです。現金化に対応している現金化業者は以下の通りとなっています。
【1位】ナンバーワンキャッシュ | 【2位】いいねキャッシュ | 【3位】買取無双 | |
---|---|---|---|
換金率 | ・初回90% 2回目以降87% | ・初回90% ・2回目以降80% | ・換金率85%保証 |
入金スピード | 最短20分 | 最短30分 | 最短30分 |
対応している後払いアプリ・サービス | バンドルカード、Kyash、paidy、BANKIT、B/43、myacなど | バンドルカード、Kyash、paidy、BANKIT、B/43、myacなど | バンドルカード、Kyash、paidy、BANKIT、B/43、ultraなど |
最低金額 | 5,000 | 5,000 | 2万円 |
振込手数料 | 200 | 200 | 200 |
詳細 | https://no1cash.com/ | https://iinecash.com/ | https://kaitori-musou.com/ |
いずれの現金化業者も80%以上で現金化することが可能で、さらに即日で振込にも対応しています。換金率80%と聞くと低いように感じるかも知れませんが、相場が65%~80%なので以上の現金化業者であれば効率的に現金化が行なえます。
また、即日振込みにも対応している業者ばかりなので、1日でも早い資金調達が必要な人でも安心です。さらに、過去にカード事故を起こしたこともなく、現金化の安全性もトップクラスなので利用停止のリスクもなく安全に利用することができます。
PayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する際の注意点
まとまった資金調達を行うのに最適なPayPayクレジット(旧あと払い)ですが、現金化を行う際には以下の点に注意が必要です。
- PayPayクレジット(旧あと払い)利用には審査が必要
- 銀行口座の登録が必要
- リボ払い設定すると手数料が発生
- 本人確認の有無で利用可能額が変わる
- PayPay加盟店でしか使えない
- PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化がバレると利用停止になる
- 審査落ちすると約6ヶ月は再申込みできない
それでは、それぞれについて解説していきます。
PayPayクレジット(旧あと払い)利用には審査が必要
PayPayクレジット(旧あと払い)利用には、クレジットカード(PayPayカード)の発行が必須なので審査が必要です。審査はPayPayカード株式会社実施しており、クレジットカードと同様の比較的厳格な審査が行われるので、後払いアプリの中でも審査は厳しくなっています。
例えば、競合のサービスとしてペイディあと払いやメルペイスマート払いなどがありますが、これらは自社サービスの利用実績など独自審査を行っているので一般的な金融審査よりハードルは低いです。一方、PayPayクレジット(旧あと払い)は、それらに比べより厳格な金融審査を行っているので、後払いアプリと言うよりはクレジットカードに付帯するサービスという色合いが強いと言えます。
そのため、金融ブラック等でクレジットカードの審査に落ちたことがある人は審査通過は難しいでしょう。とは言え、Yahooカード等の審査に通過しているのであれば、問題なく発行できます。
銀行口座の登録が必要
PayPayクレジット(旧あと払い)の支払いでは、口座引き落としを利用するため銀行口座の登録が必要です。ただし、登録できない銀行口座もあるので、利用時には対応している銀行口座を確認しておく必要があります。
登録できる銀行口座は以下の通りです。
PayPayクレジット(旧あと払い)で利用可能な金融機関
- PayPay銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
この内、最もPayPayクレジット(旧あと払い)で利便性の高い銀行がPayPay銀行です。
- PayPayマネーへの入出金無料
- 他金融機関振込み手数料月3回まで無料
- ATM手数料毎月1回目無料・3万円以上なら無料
以上のようなメリットがあるので、PayPayクレジット(旧あと払い)を利用する場合PayPay銀行で口座開設することをおすすめします。
リボ払い設定すると手数料が発生
PayPayクレジット(旧あと払い)でリボ払い設定すると手数料が発生します。年利は18%となっており、万が一支払いが遅れると遅延損害金(14.6%)が発生するので注意が必要です。
なお、リボ払いの手数料の確認方法は以下の通りとなっています。
PayPayクレジット(旧あと払い)のリボ払い手数料確認方法
- ホーム画面の「あと払い」をタップ
- 「管理」をタップ
- 「リボお支払いシミュレーション」をタップ
- リボ払いの利用金額・毎月の返済希望金額を入力
リボ払いの場合、返済額と合わせて金利・手数料が加算されるので、できるだけ少ない回数で返済するようにしましょう。
本人確認の有無で利用可能額が変わる
PayPayクレジット(旧あと払い)は、本人確認の有無で利用可能額が変わります。本人確認未完了・本人確認済みの利用限度額は以下の通りです。
過去24時間 | 過去30日間 | |
本人確認未完了 | 10万円 | 10万円 |
本人確認済み | 50万円 | 200万円 |
本人確認未完了の場合、過去24時間および過去30日間で利用できる限度額は10万円となります。一方、本人確認済みであれば過去24時間で50万円・過去30日間200万円とより高額になるのです。
そのため、高額の現金化を行いたいのであれば、本人確認をしてPayPayクレジット(旧あと払い)を利用するといいでしょう。
PayPay加盟店でしか使えない
PayPayクレジット(旧あと払い)は、PayPay加盟店でしか使えません。そのため、以下のようなケースでは利用できなくなっています。
PayPayクレジット(旧あと払い)が利用できないケース
- 請求書払い
- PayPay残高限定加盟店での支払い
- PayPayマネー限定加盟店での支払い
- PayPayクレジット(旧あと払い)非対応の一部オンラインサービス
PayPayクレジット(旧あと払い)は、PayPayが支払いを代行するサービスなのでPayPay加盟店でなければ利用できないのです。全てのECサイトで利用できる訳ではありませんので、念頭に置くようにしましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化がバレると利用停止になる
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化は、利用規約によって禁止されています。
9. 会員は、第36条に定める当社の所有権を侵害し、又は現金化を目的として商品・サービス等の購入等に本サービスの利用可能枠を利用することはできないものとします。
10. 会員は、現金化を目的として現行紙幣・貨幣の購入等に本サービスの利用可能枠を利用することはできないものとします。PayPayカード(PayPay決済用)サービス利用規約 第35条(ショッピングの利用方法)
そのため、現金化行為を行ったことが管理会社にバレると利用停止の措置がとられてしまうのです。特に、以下のような利用を行うと現金化を疑われやすくなります。
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化を疑われやすい行為
- バーチャルカード発行・限度額引き上げ直後に限度額いっぱいまで利用
- 普段よりも高額な決済を行った
- 換金性の高い(Amazonギフト券など)商品の連続購入
自分で現金化を行うと現金化を特に疑われやすくなるので、PayPayクレジット(旧あと払い)を現金化する際には専門業者に依頼しましょう。
審査落ちすると約6ヶ月は再申込みできない
PayPayクレジット(旧あと払い)に審査落ちすると、約6ヶ月は再申込みできません。なぜならば、申請した申込履歴は6ヶ月間記録され、リセットされた状態にならないと再申し込みができないからです。
再審査までただ待つだけでは、また審査落ちしてしまいます。そのため、再審査まで6ヶ月間は審査落ちの理由を明確にし、収入や借り入れの状況を見直し次回の再審査に備えるようにしましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査は厳しい?
PayPayクレジット(旧あと払い)は、利用限度額が最大50万円など様々なメリットがある一方、審査が厳しいとの声もあります。では、実際に審査は厳しいのでしょうか?
ここでは、利用限度額が後払いアプリの中でも最大の50万円に設定されており、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査の厳しさについて解説します。
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に落ちるケースは意外と多い
PayPayクレジット(旧あと払い)は、PayPayカードを提供している「PayPayカード株式会社」によるサービスです。元々は「PayPayあと払い」の名称でリリースされたサービスですが、簡易的な与信審査を行うBNPL(Buy Now, Pay Later)ではなく、実質的にPayPayカードに接続するサービスだったため「クレジット」に変更されました。
つまり、PayPayクレジット(旧あと払い)では、PayPayカードと同等の審査が行われることになります。一般的な後払いアプリのように簡易的な与信審査が行われる訳ではないので、審査に落ちるケースは意外と多いと言えます。
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査にかかる時間は?
PayPayクレジット(旧あと払い)では、簡易的な与信審査を行うBNPLではなくPayPayカードと同等の審査が行われます。しかし、審査時間は最短で5分で完了するケースが殆どです。
もし、申し込み完了から10分以上かかるような場合は、審査完了が翌日にずれ込むと考えた方が良いでしょう。申し込み件数が多いのような時期も審査完了が遅れることがあるので、半日~1日程度の余裕を持って申し込むことをおすすめします。
PayPayクレジット(旧あと払い)に審査落ちする理由
PayPayクレジット(旧あと払い)における審査は、実質的にPayPayカードと同じなのでその他後払いアプリより審査は厳しいです。審査落ちする原因としては以下の要因が考えられます。
- PayPayクレジット(旧あと払い)の申し込み条件に該当していない
- 返済を滞納したことがある
- ブラックリスト入りしてしまった
- 複数の後払いアプリ・ローンに申し込みをした
- 収入が少ない・安定していない
- 虚偽の申込みをした
それでは、それぞれについて解説していきます。
PayPayクレジット(旧あと払い)の申し込み条件に該当していない
PayPayクレジット(旧あと払い)の申し込み条件に該当していないと、審査落ちする場合があります。申し込み条件は以下の通りです。
- 日本国内在住の満18歳以上の方(高校生を除く)
- 本人又は配偶者に安定した継続収入がある方
- 携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話をお持ちの方
18歳未満の方は申し込みができません。また、満18歳であっても高校在学中であれば、卒業まで申し込み条件に該当しないので注意が必要です。
また、申請者本人または配偶者に一定以上の収入があることも条件となっています。そのため、返済が安定してできないと判断されれば、審査通過するのは難しいでしょう。
さらに、PayPayクレジット(旧あと払い)では、本人確認をSMS認証で行います。スマートフォンを所持していない場合は、SMS認証が行えないので利用できません。
これらに加え、公開されていないPayPay株式会社独自の信用情報も照会されている可能性もあるので、念頭に置くようにしましょう。
返済を滞納したことがある
過去に返済を滞納したことがある方は、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査にマイナスに働きます。例えば、携帯料金・公共料金の未払い、借入金の滞納等の記録がある場合は審査で不利になるでしょう。
借入金等の滞納記録は長期間保管されます。金融事故になるようなケースだと、滞納履歴は2年程度、悪質な場合は5年程度残るので、審査に不利に働きます。
PayPayサービス上でいくら利用規約を遵守していても、その他の金融機関で滞納を行っていれば審査に影響しますので注意が必要です。
ブラックリスト入りしてしまった
ブラックリスト入りしてしまった人は、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に通りません。なぜならば、このようなサービスでは審査を行うにあたって信用情報が照会されるかです。
金融サービスにおける契約者の利用状況・返済状況は、バックグラウンドで集計されデータベース化し一元管理されています。これらの情報を信用情報と呼び、以下の信用情報機関で収集されているのです。
- 日本信用情報機構(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
滞納や債務整理(任意整理・個人再生・特定調停・自己破産)などの情報は、以上の信用機関で信用情報として管理されます。そのため、これらの情報を元に返済能力にリスクがあると判断されると、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に通過できません。
複数の後払いアプリ・ローンに申し込みをした
複数の後払いアプリ・ローンに申し込みを行うと、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に落ちる可能性があります。なぜならば、信用情報の照会を行う金融サービス(カードローンなど)に短期間に複数申し込むと、申込みブラック判断されるからです。
サービスを提供している金融機関からみると、申し込みブラックの方は貸し倒れリスクや利用規約違反が懸念されます。申込履歴は半年の間信用情報機関に登録されるので、何らかの金融サービスに2社以上申し込んだ際は、3ヶ月程度の期間をあけてPayPayクレジット(旧あと払い)に申し込みましょう。
収入が少ない・安定していない
収入が少ない・安定していない方も、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に落ちる可能性があります。なぜならば、サービスを提供しているPayPay株式会社では、返済リスクを回避するために一定以上の収入能力を義務付けているからです。
そのため、無職の方で審査に落ちた場合、就職するなどして安定した収入を得る環境を作らなければ次回の審査も落ちる可能性があります。また、安定した収入があるものの審査落ちしてしまった場合は、年収を増やすことが審査通過の条件となるでしょう。
なお、PayPayクレジット(旧あと払い)の審査基準は開示されていないので、年収の具体的な数字はわかりません。一般的な後払いアプリよりも審査基準は厳しいことは、念頭に置くようにしましょう。
虚偽の申込みをした
PayPayクレジット(旧あと払い)は信用情報に基づいた金融サービスであり、匿名利用できるような粗雑なサービスではありません。そのため、虚偽の申込みをした場合、審査に落ちてしまいます。
特に、勤務先情報など収入に関する情報を虚偽申請すると、審査落ちの原因となってしまいます。審査は短時間で終わりますが、決して審査自体が緩いわけではありません。
信用情報に傷が付き要注意人物としてマークされかれないので、虚偽の申込みは行わないようにしましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の代わりに現金化できる後払いアプリ
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査はその他の後払いアプリに比べ厳し目で、さらに利用限度額が十分でないと現金化には向きません。また、換金性の高いAmazonギフト券などを購入することはできないので、必ずしも効率の良い現金化が望めなくなっています。
そのような場合には、以下のような後払いアプリを利用することをおすすめします。
後払いアプリ名 | 利用限度額 | 審査にかかる時間 |
---|---|---|
ペイディ | 3万円~20万円程度 | 最短5分 |
メルペイ | 1万円~30万円程度 | 最短数時間~5日程度 |
バンドルカード | 5,000円~10万円 | 最短5分 |
以上の後払いアプリであれば、信用情報の照会や収入の審査なく利用できます。また、Amazonギフト券など換金率の高い商品も購入できるので、より効率的に現金化が行なえます。
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査に落ちてしまった場合には、これらの後払いで現金化を検討してみてください。
PayPayクレジット(旧あと払い)現金化に関するよくある質問
PayPayクレジット(旧あと払い)現金化に関するよくある質問は以下の通りです。
それでは、それぞれについて解説していきます。
PayPayクレジット(旧あと払い)はコンビニでも現金化できますか?
PayPayクレジット(旧あと払い)は、コンビニで現金化することはできません。
PayPayの残高をコンビニのATMで引く出すことは可能ですが、PayPayクレジット(旧あと払い)では現金の引き出しが行えないからです。
また自分で換金性の高い商品を購入すれば現金化ができますが、換金率がさほど高くなく現金化まで時間がかかるので、専門業者に依頼するほうが合理的となっています。
PayPayクレジット(旧あと払い)の支払い方法は?
PayPayクレジット(旧あと払い)の支払い方法は、申込時に登録した金融機関からの自動引き落としとなります。
利用料金は毎月1日から末日分までを1カ月分とし翌月まとめて精算するようになっており、清算期限は翌月27日です。
期限内に清算が遅れると、年率14.6%の遅延損害金が発生してしまいます。また、リボ払いを利用できますが、手数料が必要になるので確認しておきましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の限度額を上げる方法は?
PayPayクレジット(旧あと払い)の限度額を上げたいのであれば、本人確認を行いましょう。
本人確認済みであれば過去24時間で50万円・過去30日間200万円まで利用可能です。
より高額な現金化を行いたいのであれば、本人確認行って利用することをおすすめします。
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化は専門業者に依頼しよう
PayPayクレジット(旧あと払い)の現金化について解説してきました。利用限度額が後払いアプリの中でも最大の50万円など様々なメリットが有る一方で、審査落ちし易いデメリットもあります。
しかし、やはり利用限度額が大きいのは現金する上で大きなメリットと言えるので、一度申し込みを行っても損のない後払いアプリと言えます。ただし、自分で現金化すると換金率が悪く時間もかかるので、現金化をする場合は専門業者に依頼する方が合理的です。
また、専門業者を選ぶ際には、カード事故を起こしたことのない優良業者に依頼すると、より安全に現金化が行なえます。ここで紹介した現金化業者を参考にしつつ、安全に資金調達を行いましょう。